前提
"ここち"が考える「ここち」
デザインというものは、グラフィックをつくる、webサイトをつくる、立体造形をつくるなど「つくる」ということに重きを置かれがちです。しかし、「つくる」ためにはたくさんの「かんがえる」ことが必要不可欠です。”ここち”という屋号は、デザインという範囲をしっかりと「つくる」の手前の「かんがえる」領域まで捉えていく、という意識の現れでもあります。
“ここち”は、「ここち=あたまの中にある印象がうまれるまで」をデザインします。先に記したような、背景や課題、文脈の整理にはじまり、つくる上での視点を定義する「かんがえる」領域。そこから実際に手を動かし、核となるロゴ・VI (ヴィジュアル・アイデンティティ) に落とし込む「つくる」領域。そこからWebや紙などの各種媒体に展開していき、最終的にそれらに出合った人のあたまの中に「ここち」がうまれることを目指します。
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整理
こころを「あつめる」
「こころ」は、デザインしていくうえでの要素となる「思いや意志、世の中に対して掲げたいこと」です。製品やサービスの見せ方、伝え方を新たにしたい背景や課題感も集めていき、整理していきます。
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定義
きもちを「ととのえる」
集まった「こころ」をもとに、「きもち」を整えていきます。どのような伝え方、伝わり方にするか、デザインに対する姿勢や前提条件を定めていきます。具体的な形をつくる前に、迷ったときに立ち返ることのできる視点を抽出し、関わる人の間で共有しながら、一緒に考えます。
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制作
しるしを「つくる」
きもちが整ったところで、しるしをかたちづくっていきます。しるしは、ロゴ・VI (ヴィジュアル・アイデンティティ) とも言われ、製品やサービスの世界観をつくる全ての元となるもの、象徴です。また、新しいことを始めたり変更を加えたりするときの指針としての役割も果たします。外側には目じるしとして、内側には矢じるしとして機能します。
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