対企業とのコラボレーションにおけるコンセプト立案、コピーライティング、デザイン制作までをお手伝いしています。
小杉湯には、態度とも言える「大切にしていること」がいくつかあります。それらが磁場のように機能するのか、小杉湯という環境には自ずと人が行き交い、そこから立ち上がった組織やコミュニティも少なくありません。それは対企業も同じで、さまざまなお誘いがあります。できる限りひとつひとつの体験を気持ちのいいものにしていくため、あくまでも「おふろを一緒に沸かす」意識で、小杉湯と企業の交点を見つけるようにイベントのコンセプトを考えています。
東京チェンソーズの湯では、水を通した森林とお風呂のつながりを「おかげさま」というメッセージでやさしく伝え、お風呂という日常的なアクションからは普段想像しないような「森」のことを考えるきっかけをつくりました。
photo|Taisei Matsuda
酒粕とホップぶろでは、大嶺酒造とRISE & WIN Brewing Co.の出会いを丁寧に紐解きながら、小杉湯の大切にしている「まちに根差す」という思いを重ねながら、UA BOTTLE SHOPの新商品『BEYOND THE SAKE』につなげました。
photo|Taisei Matsuda
「これでいい」からこそ、「これ が いい」の湯では、無印良品が大切にしているスタンスを小杉湯の視点から丁寧に咀嚼して、地域との連携を作っていく動きも。ここから無印良品西友荻窪店との連携が強くなり、実店舗に期間限定でブースもご用意いただきました。
photo|Taisei Matsuda
アルケバボウの「歩けば湯」ではクラシエが刊行するフリーマガジン「アルケバボウ」のコンセプトを小杉湯の「ケの日のハレ」というスタンスと重ねて再解釈。「まちを歩けば湯にあたる」というキーワードから、銭湯が小さな幸せであることを感じてもらいつつクラシエの商品につなげました。