Design philosophy
About|シンボルデザインとは?
象徴となるデザイン
シンボルデザインとは何か。「シンボルマーク」という言葉で表されるロゴデザインが真っ先に頭に浮かんだ方も多いかもしれません。ですが、私たちは「シンボル=象徴となるもの」という軸足は持ちつつも、デザインをする対象には大きくこだわりません。
シンボルには、進む道や進む意味がぶれないようにする役割があると考えています。時に目印になったり、時に矢印になったり、進んでいく際の拠りどころとして大きく機能します。
目に見えるもの。見えないもの。決まった形があるもの、ないもの。言葉にできるもの、できないもの。ポスターであっても本であってもwebサイトであってもロゴであっても、その形式に関わらず、象徴となるものをデザインします。
ぢ>Attitude|大切にしている態度
愛着を持てるデザイン
私たちは、デザインする上で「愛着がうまれること」を大切にしています。長い時間を共にするものをつくるには、まず「長く使いたい」と思ってもらえることが大切だと思うから。
時代を超えて愛されるもの。長い時間をかけて育まれるもの。時が経つことで感じられる変化を楽しみながら、変わらないものを大切に掬い取る。「つくって壊す」を繰り返していては気付くことができない、用の美とも言える奥ゆかしさがそこにはあると思っています。
きもちやスタンスに耳を傾け、それを普遍の気づきに翻訳する。面白がる隙を与える。立ち姿に無理がなく自然である。デザインしたものを使う人、見る人が「長く使いたい」と思えるようなデザインを探求します。
ぢ>Method|向き合い方
愛着を持てるための
腑に落ちる感覚をつくる
愛着を持つために必要なものは何か。それは「腑に落ちる」ことだと考えています。辞書を引くと論理的な納得感のことを意味する言葉とありますが、ここちでは、納得するよりも手前の「しっくりくる」という直感的な感覚も含めて「腑に落ちる」のではないかと思うのです。この感覚を、作り手と受け手問わず持てるように、プロジェクトに向き合っています。
腑に落ちる感覚をつくるために必要なことは様々です。その一つとして、パートナーが大切だと信じているパーソナルなきもちやスタンスに耳を傾け、掘り起こし耕すこと。そして、多種多様な受け手にも広く理解してもらえるように普遍性を持たせて翻訳することがあると考えています。
そのため、ここちではデザインを進めていく上で、コンセプト(Concept)の前に、大切にしたいきもち(Attitude)をしたためます。人の根源的な感覚や感性と紐づく普遍のきもち。そこに基づくデザインへの向き合い方が、結果としてデザインしたものを使う人、見る人が「愛着」を持てる。そんなデザインを探求しています。
ぢ>
Philosophy|信念
立ち返る4つの視座
デザインを進める上で、大切にしている視座があります。愛着を持てるデザインをつくるうえで、以下の3つを心に留めて、プロジェクトに向き合います。
01|普遍があるか(Timeless)
時代は移り変わるものであり、世代ごとに流行は変化するもの。長く続くものは、その中でも変わらない部分を捉えたものなのだと思います。時代を超えたとしても変わらないような、根源的な感覚/感性と紐づくデザインを探求します。
02|ユーモアがあるか(Humor)
ユーモアは、人間共通の矛盾/特徴をおおらかに面白がる心。わたしたちは「隙」のようなものと解釈しています。見方を変えると様々なものに見えたり、色々な意味に解釈できたり。造形としてもコンセプトとしても「面白がる隙」のあるデザインを探求します。
03|自然であるか(Natural)
誇張したり過度に着飾ったものは、きっとどこかで無理が生じてしまう。鮮度がありながら、あたかも前からそこに存在したかのように馴染むもの。なるべく素のままで、そのものらしくあるためのデザインを探求します。
ぢ>What we can do|できること
言葉と視覚を軸に、
まずはご相談から承ります
何かをはじめるときや、すでにあるものをもっと良くしたいと思うとき。意志や熱意があるほどに、不安がつきものだと思います。明確な制作物が想像できていなくても構いません。まずは相談からでも承ります。また、WEBやパンフレットについても、構成・編集段階からサポート可能です。
ロゴ
ブランドの冠となるロゴタイプ/シンボルマークをデザインします。
コピー/コンセプトライティング
ブランドの核となり、理念や想いを的確に伝える言葉を考えます。
WEBサイト
ブランドの顔となるWEBサイトをデザインします。
冊子/パンフレット/ポスター/名刺などのツールデザイン
ブランドの声となる各種ツールをデザインします。
その他も、まずはご相談ください。
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